日本の最先端医療

京都大学の中山伸弥教授がノーベル生理学・医学賞を受賞したiPS細胞も記憶に新しいところ。日本の最先端医療の技術は世界に貢献し、更なる飛躍をとげています。日本の医療にはどんな『世界一』があるのでしょう。

『痛くない注射針』世界一

これほど、人に優しい医療開発があるでしょうか。なんと、日本は『痛くない注射針』を開発したのです。その名は『ナノパス33』。毎日インスリンを打たなければならない、糖尿病患者の苦痛を少しでも軽減しようと考えられたインスリン用注射針です。

『世界一細い注射針』、『ナノパス33』は針の先端が0.2mmと極細です。医療機器の製造や販売、医薬品製造企業のテルモ株式会社により、開発されました。思いやりから生まれた医療機器ですね。

毎日必ずインスリンを打たなければならない糖尿病患者の方にとって、注射針の痛みや恐怖はかなりのストレスです。その注射針の先端を細くすればするほど穿刺痕(せんしこん:注射針などを刺した跡)は小さくなり痛みは少なくなります。しかし、針を細くすることによって注入抵抗が増すといった問題がありました。

その問題を『ダブルテーパー構造』の開発により、従来の常識を破り世界一細い注射針の外径でも31Gと同じレベルの注入抵抗ですむように実現したのです。まさしく『患者に優しい医療』なのです。

『医療の水準』世界一

日本の先端医療は世界的にも高い評価を受けています。患者の救命や延命、治療などをふくめ、予防や早期発見、また体をできるだけ傷つけない治療で苦痛や、生活を送りやすくする技術などです。

また画像診断機器はCTが100万人口に92.6台、MRIが100万人口に対し40.1台、PETは100万人口あたり3台と人口100万人保有台数は世界最高水準です。日本の医療技術は、国際的にも優れた技術を持っていると高く評価されており、先進国の中でも医療の費用対効果が日本は大きく、技術的水準も高い評価を受けているのです。

そして『フリーアクセス』と呼ばれる"住んでいる場所に関わらず、どの病院でも治療が受けられる"ことも日本では当たり前のことですね。この制度が保たれていることなどを取り上げ『WHO(世界保健機関)』は『日本の医療水準は世界一』と認めているのです。

このように、日本の医療技術の飛躍は大きく、国際的にも認められた世界に誇れるものなのです。これからも国内外で大きく貢献していくことでしょう。