世界が評価する日本車の魅力

戦後の日本経済を大きく飛躍させ、世界に通用する地位を築いた日本車。今もなお世界で圧倒的な存在感を保っています。世界で評価される日本車の魅力を、改めて振り返ってみましょう。

とにかく丈夫、壊れない!

ヨーロッパやアメリカなど、多くの国では『自動車はしょっちゅう故障し、修理に出すのが当たり前』という認識があります。そのため、日本車がほとんど壊れないことに、一様に驚きの声が上がっているのです。

日本車の最大の魅力として、修理に出す必要がほとんどなく、たまに修理に出しても消耗品の交換程度で済むということを挙げる外国人は非常に多く、依然として日本車の人気は衰えることがありません。最近では、有名なニューヨークのイエローキャブ、ロンドンタクシー共に車両は日産が製作しています。

また、二輪バイクでは、耐久性において他の追随を許さないHONDAのスーパーカブが有名です。現代ほど道路事情が良くなかった1950年代に、悪路走行を前提として、過積載になりがちなビジネスユースを意識して設計されたこのスーパーカブは、現在は東南アジアなど発展の著しい国々で大量に販売されていて、自身が持つ世界で最も売れたバイクの記録を今なお更新し続けています。

このスーパーカブ、一説によるとビルの屋上から落としても問題なく走行可能で、壊すのが最も難しいバイクとも言われています。天才と言われた本田宗一郎さんの設計能力の高さがうかがえますね。

世界一安全な車

日本製品は、おおむね全ての分野で品質の高さに定評があり、世界でも評判が良いのですが、中でも日本車は、最も信頼できる車として高い地位を保ち続けています。

アメリカの消費者団体の調査でも、推薦車種として日本車が上げられることが多くなっています。実際に、アメリカの高速道路安全保険協会の2013年の評価では『トップセーフティーピックプラス』の基準を満たした22車種のうち、実に16車種が日本のメーカーの車でした。

自動車ブランドの信頼度調査でもトップ4までを日本車が独占し、世界一安全という地位は世界中に浸透しているといえるでしょう。

これからもトップであり続けるために

日本はアメリカなどに比べガソリン価格が高かったため、燃費を車の選択基準に上げる消費者も多く、『いかに燃費が良い車にするか?』については早くから研究を重ねてきました。そのため、現代でも燃費の軽減においては世界トップクラスの技術を持ち、依然として高いシェアを維持し続けています。

しかし、世界中のメーカーから次々と低燃費性能の車が開発され、最近ではかつての競争力を失いつつあります。今後も世界ナンバーワンであり続けるため、自動車メーカーは今もなお開発に余念がありません。一世を風靡したハイブリッド車に続き、次なる車種として電気自動車にも力を注いでいて、急速充電器などのインフラ整備にも力を注いでいます。

また2014年には、トヨタをはじめとする国内大手自動車メーカー8社が手を結び、エンジンの基礎研究を行う共同組織を立ち上げました。欧州に大きく水をあけられているディーゼルエンジンなど、今後は力を合わせて世界に通用する開発を行う方針を立てています。

今後も、日本の誇りとなるような素晴らしい車を開発し続けて、世界に名だたる車を作り続けてほしいものです。