世界を駆けた!日本人

『日本を離れ、世界中を旅行したい。』

そんな夢を持つ人も多いのではないでしょうか?今回は、世界を旅行してギネス記録を獲得した日本人をご紹介しましょう。

世界最高齢で公共交通機関を利用して世界一周をした人物

教育者として有名な曻地三郎さんは、106歳の時に『最長寿で一般の定期便交通を乗り継ぎ世界一周を果たした』として、ギネスに認定されました。曻地さんは、日本初の知的障害児通園施設である『しいのみ学園』の創設者で、教育の分野で多くの功績を残した方です。

その活動は日本国内にとどまらず、モスクワ、中国、韓国の各大学で名誉教授となっており、なかでも韓国では国民勲章も受章しています。数え年100歳の時に『世界各国で講演活動をやりたい』と思い立ち、以来4年連続で世界中を飛び回り、各国で精力的な講演活動を行われました。

2013年に107歳で死去される直前まで精力的に活動し続け、『生涯現役』の素晴らしい人生を全うされました。

世界で最も多くの航空会社を利用した人物

航空写真家・航空ジャーナリストであるチャーリー古庄さんは、1996年1月から2010年代にかけて182社の航空会社を利用し、うち156社について基準充足と認められ、ギネスの認定を受けています。

世界の美しい景色と飛行機のコラボレーションを撮ることを得意とし、世界中の航空機、空港を撮影し続けています。100カ国以上の国や地域、500以上の空港を訪ねて、数多くの作品を残しておられます。航空写真の第一人者として、現在も様々なメディアに航空写真を提供しています。

エベレスト登頂最年長

日本の登山家、教育者、プロスキーヤーの肩書きを持つ三浦雄一郎さんは、2013年5月23日に80歳223日でエベレストの登頂に成功し、世界最高齢の登頂成功者となっています。

プロスキーヤーとしても、エベレストをはじめ世界7大陸最高峰全峰からの滑降を成功させていて、その映像がアカデミー賞記録映画部門で賞を獲得しています。

一時は不摂生な生活のために健康を害し、血圧は200近く、体脂肪も40パーセントを超え、糖尿病寸前となった三浦さんですが、65歳にして一念発起、70歳でエベレスト登頂という目標を立て、実際に当時の世界最高齢記録となる70歳7ヶ月で登頂を果たしました。その後、75歳、80歳と計3度のアタックを行い、すべて登頂に成功しています。

その間には骨盤と大腿骨の骨折、持病の不整脈の再発で何度も手術を受けていて、常人であれば諦めていたかもしれません。

しかし『人間はいくつになっても可能性がある』『可能性がゼロではない限り、人間にはチャレンジする権利がある』というご自身の言葉どおり、決して諦めず最後までやり遂げる姿勢に、多くの人が励まされ、惜しみない声援を送り続けています。

やはり世界を旅する方々は、その志も高いようですね。素晴らしい先人の姿、ぜひとも見習いたいものです。